犯罪マップ! 刑事事件が起きやすい場所とは?
刑事事件を専門とする弁護士相談
仮に、犯罪が起きやすい場所で、事件の被害にあったり、関わってしまったら、どうすればよいでしょうか?
刑事事件弁護士に相談しましょう。弁護士には色々と専門性がありますが、刑事事件は、身柄の解放、釈放、警察との交渉、被害者との示談など高度な交渉技術と経験が必要とされる分野です。
ネットやホームページの口コミや、依頼主の声を参考にしながら、刑事事件に関する相談件数、刑事事件の解決事例が豊富な弁護士を選ぶようにすればよいです。
また、弁護士は、「話を聞く」という基本姿勢がないとつとまりません。刑事事件の無料相談にでかけてみて、相性があうか?確認することが重要です。被害者との示談が非常に重要になりますから、コミュニケーション力がないと任務を全うできません。
ホームページで情報を集め、実際にあって事件の解決につながりそうであれば、刑事事件はスピードが命ですから、即時依頼するようにしましょう。
犯罪が起きやすい場所について、解説いたします。
見えにくい場所
刑事事件・犯罪が起こりやすい場所としては主に「見えにくい場所」が挙げられます。見えにくいという点に関しては、物理的に見えにくいという点と、心理的に見えにくいという点で分けることができます。
いわゆる監視性が低い場所として比較的危険であるこの2つの点ですが、まずは物理的な側面において見えにくいということに関してです。
物理的に見えにくい場所
人があまりいない、暗くて見るのに邪魔なものがある状態が物理的に見えにくい状態です。例えばマンションなどの大きな建物の路地であったり、見えにくい駐車場、駐輪場などです。また単純に死角になるような場所であったり、人の視線がない場所で刑事事件が起きます。
心理的に見えにくい場所
さらに心理的に見えにくい場所ということに関しては、近所の人が地域に関心がなかったり、見て見ぬ振りをする人が多い状態のことを指します。荒れているような土地であったり、不特定多数の人が多く集まる場所であったりする場所で刑事事件が起きます。
入りやすい場所
この他にも、いわゆる「入りやすい場所」も犯罪が起こりやすい場所として考えられています。領域性が低い場所ともいえるこれらの場所は、例えばきちんと区切られていなかったり、境がはっきりとしていない場所、入るのに邪魔がない場所などで刑事事件が起きます。
満員電車、ハロウィン、ライブ、フェス、花火大会、祭りといった場所で痴漢、盗撮が起きます。あるいは、公園などが代表的な例と言えます。すなわちどこからでも入ることができて、かつどこからでも逃げることができる場所です。
犯罪防止のための抵抗性、領域性、監視性
一般的に犯罪に強い3つの要素である、抵抗性、領域性、監視性を高めることが犯罪防止には効果的とされています。物理的、心理的なバリアがあれば犯罪者のターゲットへの接近を防ぐことができること、犯罪者が勢力圏内に入り込んでも、目撃される可能性が高い場合、犯行に移る際の抑止につながること、また抵抗性が高ければ、もし犯罪に及んだ場合でも目的を達成できないということから、この3要素が重要とされています。
地域安全マップ
最近では、領域性及び監視性の視点から地域社会を見直し、犯罪に弱い場所を洗い出すことで注意を促す地域安全マップも作られています。自分の住んでいる地域において、特に犯罪が起こりやすい場所を考えてみることはとても大事です。
入りやすい場所や見えにくい場所に関しては、改めて意識してみていくと非常に多いことが分かります。なお、犯罪防止には場所だけではなく時間や季節などの要素も重要になってきます。犯罪が起こりやすい場所や季節が存在し、犯罪統計資料を分析することで、犯罪者の心理を推察して、犯罪予防につなげる方法は以前から効果的な方法として利用されています。
この他、身近なところでは携帯電話やスマートフォンなどのモバイル通信機能を利用して、不審者情報などを短時間で共有できるような取り組みも行っている地域もあります。近年、犯罪の種類が多様化してきている中で、それらの被害を未然に防ぐために様々な取り組みがなされるようになってきています。防犯を徹底して行うには、地域の人々が協力して取り組んでいかなければならないでしょう。